「俺さ、彼女と別れたんだよね。」
そんなこと言わないでください。
可能性、出てくるじゃないですか。
「何でですか?
名前が変わってるからですか?」
「好きな人ができたからだよ。」
やめてください。
二度目の失恋。
先生のことが好きって…気づいちゃうじゃないですか。
「好きな人って誰だと思う?」
「やめてください!」
耐えきれなくなって、私は教室を飛び出した。
「お前だ!」
「…へ?」
ゆっくりと振り向く。
「何ごとも一生懸命な、お前が愛おしくてたまらない。
僕と……付き合ってください。」
えええええ⁉
鼻の奥がツンとして、目から水滴が落ちてくる。
「?どうした?」
「っうれっ嬉しい。
せんせっ先生…のことすっ好き…だから。」
「あぁもう!」
先生が私を抱きしめる。「そういうところがかわいいんだよ」って。
「これから、クラスの奴にバレないように、俺がなんとかするから、お前が絶対に傷つかないようにするから。」
「うん」
「だから安心して、俺のものになれよ。」
「はい!」
先生に愛された私は幸せ者です!
―終―
皆さんこんにちは!桜良 白です!
今回の作品は、珍しく短編です‼
イケメンの先生がいたら…と、妄想が膨らみ、衝動書きしてしまいました。
だから、急展開過ぎると思うんですが、多めに見てください(笑)
桜良 白はこんなこと妄想してるんだ、と思って頂ければ大丈夫です!
他の作品も、頑張って書いている途中なので、そちらのほうも是非、応援よろしくお願いします!
今回は、私の未熟な作品を、最後まで読んでくださり、ありがとうございました!