ー高2 冬ー

仲良しの みー、まさ、あっくん、私。
放課後、誰もいなくなった教室でダベるのが私たちの日課。

「そういえば、あっくん、彼女とどーなの?」


あっくんには2週間くらい前から彼女がいた。


「えー。わかれたー。」

「「「は?!」」」


あっくんは、ふわふわしててどこか掴めない性格の男の子。
急に彼女できた宣言したかと思ったら、1ヶ月もしないうちに別れている。


「まだ2週間くらいじゃん!?なんで?!」

「えー。俺さー、最近気付いたけど、好きな人いるわ。ずっと前から。」


またそんな、ふわふわした発言。。


「好きな人?????どういうこと???」

まさとあっくんは中学からの仲。
あっくんのふわふわした性格は、昔かららしい。


「んー。なんかねー、気づかなかったっていうか?好きだったことに。」

「えー!?だれだれー?!?!」

当然、みーも私もまさも、気になるわけで。


「まぁー、おいおいね!」

「「「えー?!?!」」」