「そっかあ〜。いいね、彼氏」
「うん!七未も作ればいいのに。七未くらい可愛かったら、彼氏なんてすぐできそうなのになー」
「バカ言わないでよ!私みたいな平凡は、相手にしてもらえませーん」

そんな話をしているうちに学校についた。
今日1日も特に変わったことはなく、気づいたら放課後。

「七未!今日カラオケ行かない?海杏の家今日みんな帰り遅いから暇なんだよ〜」
「ん?あ、ごめん!今日はお父さんの誕生日で早く帰らなきゃで」
「そっかぁ。仕方ない!また今度ね〜ばいばい!」
「ごめんね、ばいばい!」