「お前を姫から下ろす」
 
「何で!?なにも私してないじゃん!!私、なにかした!?」

「嘘つかないでよ。ゆーちゃんがこんなにきずだらけなのに嘘つくの?」

「美姫ちゃんが…ヒック姫をやめろって…ヒック言いながらぶってきたの…ヒック」

「私そんなことしてない!!柚ちゃんが嘘ついてるんだよ!?なんで、信じてくれないの?」

「誰も美姫ちゃんを仲間だと思ってないからだよ。早く倉庫から出てってくれないかな?」

ドカッ
「うっ!な…んで…?信じてよ!優!!」

「二度とその面を見せるな」
バッ!!
「はぁはぁはぁはぁ。いやなこと思い出しちゃった」
私は斎藤美姫
双龍の最悪な元姫やってます。
あっ!!学校に行かなきゃ!
行きたくないんだけどね
in学校
「うっわ、また来てるよあの女。双龍の皆様裏切っておいて」
「ほんと本当。さっさと死んでほしいよね!!」

はぁ~屋上に行くか
 
屋上は私の気持ちとは反対にきれいに晴れている
どうして私なの?もう生きているのがいや。
ここから飛び降りたら、死ねるかな?
ねぇ、勇にぃ…
バンッ
?「あー疲れたな」
?「おい、お前なんでここにいる!!」
?「裏切り者の分際でここにいないでくれる?」
?「ボソッ美姫……」
上から優、春樹、夏樹、冬季の順で言った
美「うん。分かったよ……せいぜいあんたのとこのお姫様に気をつけなさいね……ばいばい……」
そして、私は飛び降りた
そして、地面に落ちた
意識のなくなる前に私に向かって走ってくる人がいた
美「な……る…?」
そこで、私の意識はなくなった
奈留side
な「美姫!!美姫!……良かった、気を失ってるだけか…って、この光なんだ?…美姫?美姫!!美姫は…俺の好きなやつは俺が守る!!」
なるは、ギュッと美姫を抱きしめた次の瞬間、まぶしい光とともに二人の姿はその場から消えていた
パァァァ
in屋上
春「ねえ。したみて!!」
夏「なんだよ。仕方ねーな!みてやる…よ。」
冬「……」
優「なんだよ。……なんだよ!あれ!?裏切り者と水龍の総長がなんで一緒にいるんだよ!!」
次の瞬間、俺たちが見ていた二人は光を放って消えた
冬「美姫…」
美「あれ?私、屋上から飛び降りて、気を失ってたはず。何で森にいるの?」
ふと、右手に違和感を感じた美姫が、そっちを見ると、なるが、てをにぎっていた。
美「なる…?起きて…?起きて!?起きて!!」
な「う……ん?…ここは?美姫?…怪我はないか!?所で何で俺たち森の中にいるんだ?学校の裏庭にいたはずなのに」
美「私もよくわからない。でも、ここがわたし達の時代じゃないのは、確かだよ!!」
?「ガサッ」
な「美姫!俺の後ろにいろ!!そこにいるのは誰だ!!」
なるは美姫を背中にかくして音のした方を向いて怒鳴った。
?「驚かせてすみません。私は時の神の時と申します。あなた方を時空移動させてまで連れてきたのは私です」
な「なぜ連れてきたんだ?」
時「あなた方は早くに両親を亡くした…そうでしょう?私はあなた方に愛する人を見つけて守ってほしいのです
あと、あなた方は人間ではないのです。美姫は神と人間の間に産まれた神人です。あなたには、莫大な魔力があるのです。その魔力をつかって、使使い魔をしょうかんしたり、召喚獣を、呼べたりします。なるさんの方は元々魔法界の貴族の家に生まれたのですが、産まれてすぐご両親が事故で亡くなってからなるさんは無意識に魔力が暴走してしまい、そのため魔界での記憶をけして人間界に住むお母様の妹の所に預けられたのです。なるさんも、美姫様とおなじで!すべての魔法を使うことが出来、召喚する者もすべて出来ます」
な「そうか……だから、姉貴や兄貴と態度が俺だけ違ったのか……」
美「じゃ、じゃあ!私の親も私をまもるためになくなったの!?そんな……」
時「ここの道をまっすぐ行くと江戸の町に出ます………。あなた方ださけには、いっておきます。私は神になる前は壬生浪組に居候させてもらってました。そして、沖田さんと付き合ってました。ですが沖田さんの結核を治す代わりに私の命を代償として神に差し出しました。そして、わたしは死んだ後神様に神にならないかとお誘いを受けたので神となりました。しかし、問題が一つありました。神になったとき私のお腹には子供が二人いました。そして、私は二人を産みました。一人は魔法界に、もう一人は人間界に預けました」
な「じゃ!じゃあ…死んだ母さんは本当の母さんじゃないのか?俺は時の子供なのか?」

美「じゃ、じゃあわたしも時の子供ってこと?なると兄妹ってこと?」

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