「ほらほら、早く!」

「おい、そんなにはしゃいだら転ぶぞ!?」

「もう、何言ってるの?私はもう子供じ

ゃ……!?」

私は、慣れないハイヒールで来たせいか足場

につまずいた。

「…………?あれ…、痛くない…?」

「ったく!何してるの!?」

私は、佐久間くんに体を支えられていて何と

か転ばすに済んだ。

だけど………。

体の色んな所が密着しすぎてて、一気に

恥ずしい気持ちがあふれ出た。

「あ…、あの……!」

「やーい、ラブラブだー!」

「!?!?」

そこには、小学生ぐらいの男の子達が目の前

で見ていた。