……………へ?今なんて?

「へ?」

思わず心の声がもれる。

「え?だって遠藤と喋りたいんだろ?だったら遊ぶのが一番手っ取り早いじゃん!」

満足そうにうなずく一輝。

そんなことしたら絶対気まずくなる。

でも変に話し合いをするよりも、遠藤君と遊んで、なんとなく打ち解けるほうが楽だと思った。でもやっぱり………

「うーーーん、遊ぶことには賛成だけど、やっぱり、いきなり遊園地はハードルが高いと………」

顔をあげたときにはもう一輝はいなかった。