入学式体調が悪くなり倒れたわたしを助けてくれたのは眩しいほどの笑顔とラベンダーの匂いをまとった先輩だった。

最初は好きになるつもりなんてなくて生徒会に入るつもりもなかった。そもそも先輩の顔がうろ覚えで覚えているものといえばラベンダーの匂いだけだったのに…。