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「そんな…じゃあ、私は小さい時に空に出会ってたの?」
「うん。確か、その年の8月14日。」
「忘れちゃってたなんて…でもそれがなんで、三日後会えない理由になるの?」
空は、暗い顔のまま話す。
「俺はまだ、意識不明のままなんだ。」
私は理解できなかった。
そんなことを言ったって目の前には空がいる。
意識のある空が。
「俺の体は、今は病室で寝ている。9年間起きていないんだ。」
「じゃあ、私の目の前にいる空は?」
「たぶん、意識だけとか、そんな感じ。自分でもよくわかんないんだ。」
「そんな…じゃあ、私は小さい時に空に出会ってたの?」
「うん。確か、その年の8月14日。」
「忘れちゃってたなんて…でもそれがなんで、三日後会えない理由になるの?」
空は、暗い顔のまま話す。
「俺はまだ、意識不明のままなんだ。」
私は理解できなかった。
そんなことを言ったって目の前には空がいる。
意識のある空が。
「俺の体は、今は病室で寝ている。9年間起きていないんだ。」
「じゃあ、私の目の前にいる空は?」
「たぶん、意識だけとか、そんな感じ。自分でもよくわかんないんだ。」