森を歩いている時も、会話は続いた。


なんで森に迷い込んだのかを説明して、少し笑われてしまった。



でも、こんなに人と話したのは久しぶりで、内心とても楽しかったし、ウキウキしていた。



歩く途中、空が言っていた通り印をつけながら歩いた。


歩いた道の両端にある木に、リボンをつけた。



時計屋から出口に向かって、右側にある木には白のリボン。
左側にある木には水色のリボン。

間を通れば道がわかるという仕組みだ。