「君さ、後悔したでしょ。」


一瞬質問の意味がわからず停止。

するとすぐにまた相手が口を開く。



「この森に入ってきたこと、どうしてこんなことしたんだって。違う?」


やっと理解した私は大きく頷く。


「頷いてばかりだね、喋れないの?」


「しゃ、しゃべれます!」


精一杯の元気を出す。