「ねーねー、あーちゃん。頭痛い。」

不意に学校でそう言ってきた。

「どうしたの?寝不足?」
「んー、そうかもしれない。」
「大丈夫?お大事に。」
「うん………」

こう君はよっぽど頭が痛いのか、返事がうやむやだった。