「そうなんだ・・・ごめんね、僕が死んじゃって。」

私がひどいことを弥生にしていたのに、私を責めるどころか、いたわってくれる。

「どうしてこう君は私を責めないの?」

頭に浮かんだ質問をこう君にぶつけてみる。

「だって、約束したもんね!」

約束………確か前見た夢?

「あれは夢でもあるし、夢でもないよ。」
「言っている意味がわからないんだけど?」

「わかった、全部話すよ。」