八木、声をかけてきたのは上司の西だ
「西係長、お疲れ様です、どうしたんですか」
「最近、お前が元気が無さそうに見えてな、声をかけたんだが」
「最近、文学賞に落選して」
「ふ~ん、八木お前に聞いてからの方だ先だったが、申しはけない、実はお前のデスクにあった現行に目を通したんだが」
「ハァー」
「何で係長、勝手に」
気づくと、朝子は自分の知らないダイニングキッチンの見渡せる畳の部屋でたたずんでいた。
そして、目の前には、自分そっくりの女性がキッチンでカップにコーヒーを注いでいる。
「タイムスリップ」
驚く朝子、そこに慌ただしく、若い男声が入っていて来て自分そっくりの女性と回りだしながらはしゃいでいる。
「未来」
呟くと、はしゃぐのをやめだした二人が自分の方を向いてくるかがどうやら自分が見えていないようだ、そして未来の自分が話しかけてくる。
「昴、昔の私があそこにいるよ」
「昔の母さんかー」
「私も昔タイムスリップ経験しているのよね、そして私の運命の人、タイムスリップする前に目の前にいたけど」
「俺しているよ、昔の母さんが親父によく起こられていて嫌いだったこと」
「懐かしいね昴、私達よく昔話でよく笑ったね」
「俺も懐かしいよ母さん、よく父さんに夜空を見に連れてもらったけど、懐かしいなープレアデス星団流星群」
「三人でよく見に言ったね」
「親父が母さんにプロポーズしたのもプレアデス星団流星群の夜空のしたのも元だったと聞いている」
「哲也さん今は天の川の先で幸せに星空観察しているかな」
驚くタイムスリップきた朝子は、隣にあった仏壇に目を向けるそこにある墓標には上司の西の名前が刻まれていた。
「後、昔の私に教えるけど私の夢がかなったのは哲也さんのおかげかな」



朝子は気づくと元いた時間の場所にもどっついた。
「八木あのさぁー勝手に読んだのは悪かったけど」
朝子はタイムスリップしたときのことが本当の気がしてならない、上司の西の趣味が天体観測なのがは知っているが自分の夢がかなったのは西のおかげだと未来の自分が言っていたことが気になってくる。
「八木、お前の書いた小説、俺には俺の感想があるのだけど、この後食事行かないか」
西は緊張ぎみで朝子を食事に誘う、朝子は前から気づいていた上司の西が自分に気があることを。
「ふ~ん、いいかな、考えられないことはないな」
心で呟く朝子だか、入社したての当時、西にキュンとしたことがあったのを思い出す。
「係長、私、割烹恵がのお寿司がたべたい」
「割烹恵かいいな、あそこは静かで、料理もいい」
「係長、私あそこのおまかせコース、前から食べたかったんだよね」
「おぉーいいぞ」
話が決まると朝子は西の腕に自分の腕を絡ませる、西の食事の誘いを承諾する。
そして、その後二人は付き合うことになり、数ヵ月後、西は朝子をプレアデス星団流星群を見に誘うそして二人は夜空に輝くたくさんの星空と流星群のしたでむすばれる事になる。