「それで、今日は何買いたいんだ?」


私が絶対に買いたいもの!それは、、、

ヘアアクセと筆入れ、ノートと蛍光ペン、それから


キーホルダー!!


「文房具とキーホルダーかな」


「ふぅん、じゃあ先に文房具だな。」


「おっけ。瑠衣くんは何買うの?」


「シャーペン?ぐらいかな」


「少ないね、、、私急いで決めないと」


「は?別に俺も急いでるわけじゃねぇからいいよ。」


「でも私が選んでるだけなの退屈でしょ?」


「別に。おまえ、俺が近くにいないとただの独り言デカいやつだぞ?」


確かに、私はどうしよっかなぁーとか口に出しちゃうけど

「そうかも。シャーペン、どれがいいの?私も新しいの買おうかなぁ」


「俺は芯が折れないやつ。握ってても疲れないし。コレとかいいな。」


「ふぅん。じゃあ私この色ちがいのにしようかな。新色だし!桜色で春っぽい!」


「それ、恥ずかしくね?」


「ぇー?だめ?おそろいやだ?」


「別に嫌とは言ってない。」


「そう?じゃあ私蛍光ペン取ってくる!隣の列だし」


なんかもう難しいよ!本当は嫌だったのかな


でも世の中のカップルっておそろいぐらい持ってるよね?私だって、瑠衣くんとおそろいがほしいのにー!


「ノートも買ったのか?」


「うん、教科ごとにしたいから10冊買わないと」


「重くねぇの?」


「うーん、このデザインあるの、ここだけだからしょうがないかな。」








「意外と金額いかなかった!予算より安く済んだし。アイス代が生まれたよ。後でアイス食べようね。」

「分かった分かった。ほら、持っててやる。」


「え?」


「それ、重すぎるだろ。帰りに返してやるから」


「いいの?ありがとう!」