「ハイ!だ〜いせ〜いか〜い!」と親友が言った。今、会ったばかりの人にもすぐに仲が良くなるのが新友の良いところだ。
「もうすぐで門が閉まるところだったな。」
「ご、ごめんなさい」私は思わず言った。
「い、いや怒っているわけではないんだが…。まっそれより良かったな。入学式早々遅刻しなくて。」
そう言いながら優しく微笑む先生。
「は、はい!」この先生優しいなぁ〜。
「じゃ後の入学式で。」先生はそう言うと高校の門を閉め、戻って行った。
「じゃ早く新しいクラスに行こ!」親友が言う。
「うんそうだね!」私はそう返事をして、
親友とクラスへと向かった。私のクラスは、1年A組で親友と同じクラス。クラス表を配られて一緒と知った時は、嬉しくてお互い舞い上がった。