樹来「なぁに?気持ちが悪いの?僕が、ベッドまで運ぼーか?あ、一緒に寝たい?」
優香『...?!っな//////』
樹来「あれれー??照れちゃった?まさか惚れた??」
惚れた?惚れた?としつこく聞く樹来はもうなんも聞きやしない。
その後、どれだけ大変だったことか.......。
はぁ。
ホントに樹来って、二重人格だわぁ。
いや、二重?!三重?!?!
うおおおおおおおっ!
わかんなぁいよおおお!!
樹来のばーーっ『?!?!っ』
急に口を塞がれ驚いて振り向くと、そこには、まぁとても怖いオーラを纏った樹来様がいらっしゃいました。
そして、ニコリと満面の笑みで
「″どこの″″誰に″向かって馬鹿なんて言ってるの??」
ぎゃあああ!鬼!
鬼鬼!こわっ!
『い、いえ、何も?』
「そうだよねー。そうに決まってるよね♪♪」
と、手を振って倉庫の階段を下っていく。
ホントに恐ろしい。
やっぱ、樹来は腹黒だ.......。
見えなくなった樹来の背中に私は再び呟く。