「話ぃー?同じクラスにもなった事ない2人がなんの話があるのよ。」
リョウマくんは気を使って内容を言わないでくれたのかもだけど、これではハナに心配かけちゃう。
「あのね、あの夢の件について相談してたの。」
私はちゃんとハナに伝えたかった。
本当は私も解決するまで黙ってるつもりだったけど。
「なーんだ!それなら私も一緒に話し合い参加したのにぃー。」
「ごめん、ハナ。」
「謝ることではないけどさ。それで?解決しそうなの?」
「まだ聞いただけですが、僕がこれから頑張って、少しでも力になれるようにします。」
リョウマくん……なんか頼もしいぞ。
「私の大切な親友の事……よろしくね、リョウマくん。」
私の肩を抱きながら、リョウマくんに熱くお願いしてくれたハナ。
「もちろんですよ。任せて下さい!」
眼鏡をクイッと軽く上げて、リョウマくんは真面目な顔をした。
なんか……ハナが親でリョウマくんが彼氏で、結婚について承諾を得ているみたい。