――――………

自転車置場に着き、

そこから二人で4階まで手を繋ぎ


歩いていく



そして二人の教室の前………


「じゃあ授業終わったら、またここな」




「うん、わかったっ」





「じゃーな」




そう言い、ななの頭を撫でてやった




「もう、奏〜っ…髪ぐちゃぐちゃになるよっ」




真っ赤になりながら言うなな




キーンコーンカーンコーン




「あっ予鈴だっ!じゃあ後でね」




「おう」




ななが自分の教室に入るのを見届け




俺も自分の教室に入った