「あーあ。これから大変そうだな、兄貴。 ななと喧嘩すると 絶対母さんに 叱られるぞ」 いじわるく笑いながら、嵐は言った 「別に。そんなの平気だし」 「あっそ。 まあ頑張ってよ、兄貴。 で?もうヤっ……」 「るわけねーだろ!! おまえとは違うんだよ」 俺が嵐の頭をおもいっきり叩いて 言ってやった。 「いってーな。」 「さ、俺も早く着替えよ」 そう言い、俺は自分の部屋に向かった。