誰だよ、それ。って……



奏です!!



なんて答えられる訳ないし〜。




「そいつって、俺も知ってるやつ??」




と奏が聞くので




「うん。知ってると思う。」




てかあなたですから。
知ってるに決まってるよ。




ひとり心の中で
つっこんでいると





「…なんかムカつく。」




え――――……?




奏が予想もしていなかった言葉を口にした。