「……いた……の




さっき後ろに………」






「後ろに??



誰がいたん……っ?!」





奏はあたしが言いたいことが




わかったらしく、バッと
後ろを見た






「うわっ……びっくりすんなー……




いきなり向くなよ〜」





葉月と話していた雄大くんが言う




「本当よー、まじ心臓に悪い




後ろに誰かいた??」





葉月もそう言い、後ろを見た




が……誰もいなかった






「何よー、いないじゃない



変なのー




早くクレープ食べに行くよー」





葉月がすたすた歩きながら言う





「そ、そうだね



早く行こう」





あたしもそう言い、葉月と一緒に歩く





後ろには、つったったままの男子2人