「今の体ではかなり危ないって…。

ここ最近、無理ばかりしてるから悪化していたみたいやし…。

なんで言ってくれなかった?」

虐めていた子は泣き始めてしまった。
私はどうしたらいいのか分からなくなった。

私は黙ってしまった。


私を虐めた子たちは帰っていった。

ふたりっきりになった。

何を話したらいいのか分からなくなっていた。


「とりあえず、また入院だから…。
後、ごめんね。」

光根さんは泣きながら言った。

「私が全て悪いのに…。」



勇気先輩が来た。

「由衣のバカたれ!

何で…1人で抱えんでいたんだよ!

本当、みんな心配してるだから…。」


そうして強く抱きしめてくれた。

 「由衣が好きだ!

だから付き合ってくれ!」


「えっと…。

だって今は兄弟だから…。」


「そんなもの関係ない。

俺は由衣のことが好きなんだ!

もぅ由衣も素直になれよ?」


私は大泣きしてしまった。

私も好きだけど…。

取りあえず、私は断った。

私は勇気先輩が帰った後、寝た。

その後、私は目が覚めることはなかった。