大晦日の日は家族で大掃除してお正月は初詣に行ってくじ引きを引いた。


 そして3月。

まだまだ寒い時期で勇気先輩は卒業した。

凄く、輝かしい姿だった。

勇気先輩は頭がいいので大学に合格し県立の大学に行くことになった。

建設屋になるだって。
 
 私は通信高校に行くために受験とか手続きをすませていた。

担任もおっけいもらって。

後、1週間でこの学校とも卒業することになった。

本当にあっという間に時間が過ぎていく。

私はクラスの子に1人1人手紙を渡すことにした。

 終業式。

体育館に行き、校長先生のくだらない話を聞いて…。

そして通知表を貰ってこの担任の話が終わって…。

そしてついに私の番がきた!

少し緊張したけどこのクラスで楽しかったこと。

一回目の怪我した理由や転校する理由、全て話した。

手紙も渡して最後にみんなで写真とった。

本当にいいクラスだった。

 通信高校に行って受験表を貰った。


試験も受かった。

これで心配することはないって思った。

それは大きな勘違いだった。

 入学式には行かなくて済んだが2年生の教室に入った。

やっぱりほとんどの人がギャルやチャライ人ばかり。

真面目な子もいる。

 5月くらいに行われる初めてのテスト。

中間テストの順位は私は2位だった。

嬉しかったけど虐めが始まった。

私の順位が良かったからと…。

しかも体育は出れないから周りからは色々と言われた。

「やりたくないから逃げてるだけではないか。」

「私は心臓が悪いから出来ないと言った。」

「じゃぁ、その証拠はあるのかよ!」

そうやって言われても…
どう判断すればいいのか分からなかった。

「今はないけど…。」

「じゃぁサボってるだけじゃん!」

私は喉が苦しくなり発作が起きてしまった。

目の前が真っ暗になり目が覚めたときは何故か病院にいた。

しかもそこにいたのは光根さんだった。

私は驚いてしまった。

「えっと…。」

しかもそこには 私を虐めた子たちがいた。

「ごめんなさい。

今、お母さんから聞いた。

本当に心臓が悪かったんだな。

しかも…。色々と大変だったんだね…。」

『本当にごめんな!』

「私はもぅ大丈夫だから…。」

「大丈夫じゃないわよ!

心臓が悪化してる。このままいけば心臓移植しなければいけなくなるんだよ?」

光根さんは大声で言われた。

私は黙るしかなかった…。