「栗川に負けず劣らず、男子にモテモテだから羨ましぃ〜」

「でも灰原自身は男子に興味がないんだもんねー」

「ヘェ〜、ないんだぁ〜?」

「何人かのヤツが交際を求めて来たけど、ぜーんぶ蹴っちゃっているしぃ〜」

「もったいなーい。せっかくのラブチャンスなのに、どーかしてるぅー」

「プライドが高すぎるのよねー。人を見下しているって言うか」

 段々と志保の手が震え始める。
 由佳が思った事を言う。

「単に異性との付き合い方が分からないだけだと思うよ本当は。どーしたらイイか…」

「そっかー!」

 そして2人で大笑い!