佐和はだまって、ずっと俺を支えて
くれたんだ。


きっと佐和がいなければ今の俺は
いないって言い切れる。



そのぐらい俺の中で、佐和という1人の
人間は大きいものになった。



でも、いくら心が繋がっていても
距離には勝てないことがある。


だから、俺は別れることも
何度も考えた。




佐和には佐和の人生があるから。




佐和には佐和の夢がきっとあるから。