「それと・・・もぅ1つ。
 秋吉に伝えておくことがあるんだ・・」



「うん、なに?」



「俺は高橋と話しをした。」



「いつ?」



「2学期だったかな?」



「なに話した?」



「俺と高橋の共通の話題ってなにがある?」



「知らね~よ」



「ほんとバカだな・・・・・

 お前の話だよ」



「なに話したんだよ~」



「それは言えない・・・


 ・・・・・報告は以上だ」



「教えてくれないわけ?」



フッと怪しげな微笑を残して佐々木は
教室に戻ろうと言い出したんだ。