「ええ・・
 何も学びたいこともないし・・・


 早く、自分のお金で暮らしたいの」




「そっかぁ・・・」




佐和の成績は良い。
学年の上の方だった。



「もったいないなぁ・・・・
 俺も佐和の頭があれば、進学も
 らくらくなのになぁ~」



「フフ。貸してあげましょうか?」



「貸せるもんなら貸してくれよぉ」



そう言って佐和の頭を揺さぶる。


そのまま、チュウしたり抱きあったり・・・





でも、それより先には踏み出せない俺。