3年にもなると、だんだん受験一色に
なっていく。



行事も極端に減り、1学期が
終わるころには、進学か就職か
その話題がほとんどだった。



このころには、サロンにも
もぅほとんど行くこともなくなっていて
どんどん、すべてが思い出に
なっていくようなそんな感覚で・・・


寂しい気持ちと、焦る気持ちとで
佐和とのエッチのことで
頭を悩ますことも少なくなっていた。




でもそう言っても、俺と佐和は
相変わらずで・・・



俺は佐和の家にはやっぱり
入り浸っていて・・・



ただ、話す内容は、受験のことや
卒業後のことになっていた。




「ねぇ、佐和はどうすんの？」




「私は就職組みよ」




「え？そうなの？？？」