俺は佐和に初めて会った入学式から
きっともぅ、好きだったんだ。



近づけたと思った夏休みに
振られて・・・・


距離が空いたと思っていた3年生の
卒業式で何度も目が合ったときに
諦められないことに気付き、



2年になって一緒に教室に向かうことで
また、淡い期待を抱いたり・・・



2人で過ごした夏休みに
やっぱり佐和のことが好きだって感じて・・



佐和も俺を受け入れてくれて、



そして今、俺の横で俺を見つめる瞳に
また好きになるんだ。




「佐和・・・」



「ん・・・」