「やったぁ~ありがとう、山下くん!」
そう言って山下にまなおは
抱きついた。


硬派、山下は見る見る真っ赤っかになった。


「お・・おぉぉ・・・」
山下は壊れてしまった。



「で、話を戻すけどサロンなにする?」
壊れた山下をほったらかしにして
俺は話をもどした。


「だから恋愛したいって言ってるじゃん」
山下から離れてまなおはまた、言った。


「恋愛したいってそんなのみんなそうじゃん。
 そんなんじゃなくって・・・」

俺は本心を言った。

「みんなしたいんだったら、
 ちょうどいいじゃん。

 恋愛サロン!!なんちゃって~」

「そう言えば・・・あきたは先生に
 いい恋愛しろって言われてたよな・・」

変なところだけちゃんと覚えてる佐々木。