無言で驚いた顔を向ける白鳥さん。


そりゃそうだよね、俺達にここで
会うなんて。




「どうしたの？2人・・・」



あからさまに動揺している白鳥さん。




「ん、佐々木と・・・・
　あ、そうそうゲーセンに」


「そうなんだ」


俺達も負けないくらい動揺しながら
話をなんとか合わせた。



「飯行こうよ」


「腹減ったぁ～～」


「白鳥さんも行こう」


そぅ言って佐々木は白鳥さんの腕を
つかんだ。



「え・・・でも、私」


白鳥さんは困っているようだった。
そうだよね、待ち合わせだもんね。