季節は流れて12月。


俺にとって夏から秋、そして冬は
楽しくて仕方なかった。



だってほら、冬って言えば
イベント満載でしょ!!



そして寒くなれば、2人の距離だって
自然と縮まるもんだしね。





俺と佐和は一緒に帰るのも
すっかり定番になってて、


そしてなんと手を繋いじゃったりするわけで。




下駄箱で早く終わった方が
待つのが、お決まりになっていた。



「ごめん、待った?」



「・・・今、来たところよ」