「よかったな!」


佐々木が言うとまりちゃんは
横でうんうんとうなずく。



「おう、俺、絶対幸せにする!!」


なんて結婚を決めたかのような
発言をしてしまった。


それぐらい俺は有頂天だったんだ。




「今度、4人で出かけようよ」


まりちゃんの意外な提案に
俺も佐々木も賛成だった。




2人になりたいだろうと、気を
使って俺は、早々に帰ることにした。



手を振って見送ってくれる2人は
幸せそのもので、ほんとにうれしくなった。