「おう。じゃぁな」


帰ろうとする俺に


「やっぱり・・お茶でも飲んでいかない?」


「いやいいよ・・・」


「・・・そう」


引き止める高橋は、どう考えても
いつもの高橋ではなくて・・・




「どうした?」


「家、だれもいないの・・・・」


うつむきながらそう言った。



これって誘われてる????
なんて期待しちゃいそうだが、体調が
悪いから誘ってるわけではないだろう・・・。



「ははぁ~~ん。お前心細いんだろ?」


意地悪く言ってみたら・・・・


小さく頷いた。



めちゃくちゃかわいいんですけどぉ~~~~。