この後も真鍋とは色々話した。


「まなべなおってことは・・・
 君のあだ名は『まなお』に決定ね」


「え~~~それってなんかださくない?」


「そんなことないって」


「じゃぁ、私もあだ名つけてあげるよ・・・
 秋吉孝太かぁ・・・
 ん~。『あきた』だね」


「それ、県名じゃん!」


「きゃははは いいじゃん、お米おいしそう」


こんな楽しそうな俺達に冷たい視線を
投げかけてるヤツが・・・・


加籐だ!


後ろの席からじっと俺達を見ていた。

お前の気持ちはよ~くわかるよ!
仲間にいれてあげようか?!ウヒヒ。


「じゃぁ、加籐のあだ名は?」



そう言って俺は椅子を横に向けて
加籐の机に肘をつく形になった。