俺はそれまでの夏休みをほぼ
そのことだけを考えて過ごした・・・


なにを着て行くか・・・
なにを話そうか・・・

高橋はどんな格好だろう?
笑ってくれるかな?


そんなことばかり。



大概、話すことを考えていっても
話せないことが多いけど・・・


このモヤモヤウキウキの気持ちを
1人ではどうすることもできなかったため、
佐々木を誘ってファーストフード店に
きていた。


「正直、迷惑だ」

店で待ってた俺に佐々木が言った一言。


冷たすぎませんか?それ・・