高校2年生 岸田はる
ごく普通の高校生
彼氏いない歴=年齢
周りの友達は彼氏彼氏ばっかり。
あー、彼氏ほしい。
なんて思いながらバイト漬けの日々
そして今日は新学期
「はるー!今日もバイト!?」
この子は百瀬りな
「バイトだよー」
りなは高1の時からの友達
クラスが2年間一緒で1番仲のいい友達
「またバイトなのー!?たまには遊ぼーよー」
「だって店長が人足りないからってシフト容赦なく入れてくるんだもん」
「大変だねー」
「仕方ないよ笑」
「頑張ってね!はるがバイトなら彼氏とあーそぼ!
じゃあ、バイト頑張ってね!」
「ありがとうー」
りなこれで何人目だっけ、彼氏
3?いや、4人目だった気がする
高1の時からりながずっと羨ましい
りなは素直でいい子だし、顔もずば抜けて可愛い
それに比べて私は、顔も性格も普通
全て普通でおもしろくないのか、今まで好きになった人は全員振り向いてくれなかった
まあ、そんなに好きでもなかったけど
どうでもいいやこんなこと
バイト行こっ

バイトやだなー。最近忙しいし、、

プルルルルルル

やば!電車来てるじゃん!!!!!

「ふぅー。。」
間に合ったー。よかったー。
音楽でも聞こって、あれ?
携帯、、ない。え、うそ。
まさか落としたとか?
どうしよどうしよ
とりあえずバイトは遅刻していくしかないかー。
次の駅で降りて折り返そう。最悪だ。

〇〇駅〜

確か改札から全力疾走したから、ここら辺で落としたのかなぁ
ないんだけどー。どうしよ
とりあえず公衆電話でお母さんに電話しよう
プルルルルルル
「あ、おかあさん?はるだけど」
「なんで公衆電話?どうしたの?」
「実は携帯落としちゃってさ、見つからないんだよね。もうすぐバイトだしどうしよ」
「とりあえず駅員さんに落としたこと言って一回帰ってきなさい」
「わかった。じゃあね」
新学期そうそうやらかしたー。
お母さんの言う通り一回帰ろう
怒られるかなぁ。はぁ。「ただいまー」
「おかえり!さっきはるの携帯に電話かけたら拾ってくれた人が電話でたのよ!」
「え!そうなの!?」
「駅員さんに渡してくれたって!」
「よかったー。じゃあバイト帰りに駅に寄ってから帰るね!」
「気をつけてね!」
「はーい!あ!バイト先に連絡したいから携帯貸して!」
よかったー。携帯かえたばっかりだったしなくしたら絶対怒られてた。。
拾ってくれた人に感謝しなきゃ