「今晩が楽しみだ。 見終わったらお前にも貸してやるよ。」 「いいですよ僕はそういうの。」 話が一段落したところで、フロアの扉が開けられ、脂汗をかく部長が久し振りに現れた。 相変わらず今日もお腹下している事が一目で分かるほどゲッソリ顔の部長は、 課長宛ての書類を置きがてら僕達と談笑した後、すぐにまた「トイレ・・」と呟きながら出て行った。