シンとした空気が流れる。


この場には再びヒトミと僕の二人だけになったようだった。


「ポッキー君あのね・・。」


「うん・・。」


「言っておかないといけないことが・・・・でも絶対・・絶対内緒のことがあるの・・。」


「なに・・?」


「ポッキー君の体から霊が出ていって・・

ずっと死んじゃったように気を失ってたから・・

玉さんに“どうすればポッキー君は目が覚めるの?”って聞いたんだ。」



「・・うん・・。」


「それで・・“逆白雪姫しろ”って玉さんが言うから・・・・。」




・・・・・・・・・・・・?


ヒトミの顔がカァーっと紅潮していく・・・・。

逆白雪姫・・・・?