[あまり気乗りしないな。]


「どうかそこを何とかご協力頂けませんかね?久し振りに生身の女とヤれますよ?」


[・・・・・・・なるほど、
それは良いかもしれんな。]


「お一人だと何かと不便でしょうから、
反町君達に協力させます。
ご存知ですよね?」


[フトシ達と対立してるあの連中か?]


「はい。

彼らも自分達が応援する“コンニャック”の為に、柿ピースが失墜する事を望んでますから。

喜んで引き受けてくれましたよ。」





[・・・・・・分かった。
フトシの体を拙者が乗っ取ろう。]


「ご協力感謝します。

ヒトミと鬼束君は固い絆で結ばれている。

彼女は結構用心深い性格らしいですが、鬼束君であれば全く警戒しないでしょう。」


[貴公もなかなかの悪人だな。]






「・・・アズミ、あの子の明日の帰宅時間と自宅の場所を教えなさい。」


「はい。ヨロシクお願いします。」