まさか…!
俺が声を出そうとした時、俺の耳にはこう聞こえた。
「…誰?」
一瞬頭が真っ白になった。
椿芽は俺のことを覚えていないのか…?
俺のことを忘れてしまったのか…?
俺が固まっていると椿芽は俺から目を逸らしてフェンスを乗り越えようしてた。
俺はすぐにそれを止めて、フェンスから離した。
「何してるの!?ここから飛び降りたら死んじゃうよ!?」
俺がそういうと椿芽は俺を突き放して叫んだ。
今の自分の気持ちを。
今までの事を。
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