そして私……言ってやったわ。


「あんたにはキムチのような刺激物がお似合いよ‼」


ーーガーン‼


翔夢の顔にそう書かれている。


「そ……そんな…美織様」

「あら?あんたにはぴったりのバレンタインじゃない?」

私ってばナイスアイディア←そうか?

そう思ってると、翔夢はその場に立ち上がり私に背を向ける。


「ちょっと、翔夢。何処に行くのよ?」

「……もういいや。美織様の分からず屋‼うわあ~」

そう言って走り去ってしまった。