プロローグ
もしも、なんて言葉は使いたくないけれど、あの日からよく考えてしまう。
もしも、普通にあなたに会えていたならば、一体どんな出会いだったのだろうか。
どんな言葉を交わし、どこに惹かれて、どんな風に恋をしたのだろうか。
そんな運命的な出会いも憧れるけれど、私は今のままでいいのだ。
だって、あなたを…………出来るのだから。
もしも、だなんてもう願いはしない。
だから、お星さま、運命を変えないでください。
あの日までは。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…