今日は、私立世華(せいか)高校の入学式。
私は、ついに華のJKになったのだ。
幼馴染で大親友の彩(あや)と一緒のクラスになった。
入学式中も1人で喜んでいた私は、名前を呼ばれても返事をせず恥ずかしい思いをした。
しかも、ニヤけていたため周りから変な目で見られていただろう…
落ち込みながら彩と一緒に教室に向かう。
足取りが重い…
「葉月なにしてたの?!」
「ほんと、なにしてたんだろ…笑」
「葉月って中学のときから頭はいいくせにどこか抜けてるよね~」
それは、よく言われる。笑
大体、私は彩と同じクラスになれたから嬉しすぎてああなったのに、彩は嬉しくないわけ?!
まあ、私たち一応小学校から中学校の間、9年連続同じクラスだったんだけど…
この前、彩が高校でも同じクラスになれたら10年連続一緒じゃん!って嬉しそうに話してたのに。
「どーせ、彩と同じクラスになれたから葉月嬉しすぎて脳内パニック起こしてたんだよね〜??」
なんなんだ、こいつ。
私の脳内見れるわけ?
「はぁ、なわけないし!!」
「またまた、強がっちゃってぇ~」
「うるっさいわ!!」
「葉月がそう言うときって大体図星だよね」
もぉ〜!!
彩は、私の事なんでもお見通し。
言い返したいのに、言い返せない…
表情が柔らかくなりふふっと彩が笑った。
それにつられて顔を合わせて2人で笑いあった。
なんだか、足取りが軽くなってきた。
彩と喋ってるうちに、教室の前にたどり着いた。
息を大きく吸い込みふぅーっと吐く。
彩と共に教室に第1歩を踏み入れた。
私は、ついに華のJKになったのだ。
幼馴染で大親友の彩(あや)と一緒のクラスになった。
入学式中も1人で喜んでいた私は、名前を呼ばれても返事をせず恥ずかしい思いをした。
しかも、ニヤけていたため周りから変な目で見られていただろう…
落ち込みながら彩と一緒に教室に向かう。
足取りが重い…
「葉月なにしてたの?!」
「ほんと、なにしてたんだろ…笑」
「葉月って中学のときから頭はいいくせにどこか抜けてるよね~」
それは、よく言われる。笑
大体、私は彩と同じクラスになれたから嬉しすぎてああなったのに、彩は嬉しくないわけ?!
まあ、私たち一応小学校から中学校の間、9年連続同じクラスだったんだけど…
この前、彩が高校でも同じクラスになれたら10年連続一緒じゃん!って嬉しそうに話してたのに。
「どーせ、彩と同じクラスになれたから葉月嬉しすぎて脳内パニック起こしてたんだよね〜??」
なんなんだ、こいつ。
私の脳内見れるわけ?
「はぁ、なわけないし!!」
「またまた、強がっちゃってぇ~」
「うるっさいわ!!」
「葉月がそう言うときって大体図星だよね」
もぉ〜!!
彩は、私の事なんでもお見通し。
言い返したいのに、言い返せない…
表情が柔らかくなりふふっと彩が笑った。
それにつられて顔を合わせて2人で笑いあった。
なんだか、足取りが軽くなってきた。
彩と喋ってるうちに、教室の前にたどり着いた。
息を大きく吸い込みふぅーっと吐く。
彩と共に教室に第1歩を踏み入れた。