「それは、花梨が心配だっただからだよ。そろそろ、進級する花梨にストレスが溜まってないかとかね」

そういうことなんですね。

「わざわざ、ありがとうございます。」

本当におばあちゃんは優しいです。


「花梨、まだ敬語なのかい。もしかして、あの事ひきずってんじゃ・・・」


「え、え!?そんな事ないですよ?」

あ、また出てしまいました。


それより

「そんな悲しそうな顔をしないで下さい。私はただの癖ですから」