「・・・」

な、なんで黙るですか!まぁ、いいとします!

「そしてその後、子猫の方へ近寄ろうとしたらそこには男の子が居たんです。そして、その男の子はさっきあげたタオルで子猫を包むと微笑みながら連れて帰って行ったんです。」

「その男の子が零くんだったという訳です。」

あの時の零君はとても優しい顔をしていました。

「じゃあ、あのタオルは花梨のものだったって事か。」

え、そこですか!?突っ込むところ。

「まぁ、でもありがとな好きになってくれて」

うそ!今零くんから感謝されました?