ほんと、早く戻ってきてよ。


私、喧嘩したままで終わりたくないよ


「好きって伝えたいよ。戻ってきて欲しいよ

キスしてほしいよ。抱きしめて欲しいよ」


何回泣けばいいの?その手で私に触れてよっ



触れてみた手は少し冷たかった。


「零くん、私はここにいるからね?安心してね」