「え!?お、おはよう!零くん」

ほら、あやちゃんも嬉しそうですよ。やっぱり、あやちゃんは・・・。て、だめですよね!こんな事考えたら。

「さっきから黙ってどうしたの?花梨」

わ、わたし?

「べ、別に何も無いですよ!そんな事より珍しいですね、零くんから話し掛けてくれるの」

「まぁ、昨日誰かさんに告白されたしね」

はわわ!

「そんなに、大きい声で言わないで下さいよ!」

ほんとに、聞こえてたら私殺されますよー!「ははは、ごめんって。そんなに怒んなよ」

もう!零くんがこんなに意地悪だったなんて知りませんでした。

「なんだか2人前より仲良くなってるね?」

え?

「そうですか?私、気づきませんでした。」

そう見えてたんでしょうか?でも、なんだか、あやちゃん複雑な顔をしています。

「何かありましたか?」

やっぱり、親友ですからちゃんと聞きたいです。

「んーん、何にも無いよ。」