「大丈夫だよ。また早輝が笑ってくれてそれが嬉しい!!ありがとう!!もう、この話は終わりにしようよ!!楽しい話しよ!!」




私の言葉にちょっとだけ、悲しそうな顔したのは気のせいだろうか。





「そうだな。あっ、そう言えば波人どこに行ったの?」




「あぁ、、、、、、、、、帰っちゃったよ。」





「え?帰ったの?」





「うん。、、、私のせいで。」




「なにか、、、、、、、もしかして波人話したの?自分のこと。」





「家族の話。なんで、女嫌いなのか聞いたら教えてくれた。」





観覧車はもう頂上に到達しようとしていた。




でも私の心は急降下。




「お母さんのこと、聞いたのに。全部聞き終わったあと、私めんどくさい女だって思われた。急に具合悪そうにしてたから、休むって聞いたらいいって断られて、、、、ごめんって言ったの。何度も。でもそれが間違ったよ。、、、、、、お母さんと私の姿が重なったんだと思う。今は近づくなってそんな目だった。」





思い出して、声に出したらまた泣きそうになる。