「あの後のリレーも平泳ぎも。負けたのは俺のせいだよ。まぁ、平泳ぎは來斗が3位になったから、嬉しいんだけど。リレーは絶対俺のせい。他のみんなは調子良かったんだ。俺のせいだよ。」





いつもみたいな元気がなくて、今にも泣きそうなそんな声。




「早輝、、、、、、。」




なんて言ったらいいか分からなくて、言葉に詰まる。




「だから、冬羽は謝らないでよ。」




「、、、、、、私が相談に乗るよ。なんでも言ってよ。愚痴でもいいし。、、、力になるから。」




「ほんとに本気で言ってるの?」




「うん。出来ることなら。」




「絶対?」




「うん。」




「じゃあ、俺のこと好きになって。彼女になってよ。」




、、、、、、、、、、、、え?




なんて、言ったの、、、、、、、、、




「ふっ、そんなに固まらなくても。分かってるよ。それは無理なお願いなのは。だから、何も考えずになんでもするなんて言わない方がいい。」




自分も相手も傷つくんだって、悲しそうに笑う。




私は混乱して何も言えなかった。




先に帰るからと、早輝は行ってしまった。




どこでこうなった?




私は、




どうすれば良かったの?